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2011年5月3日火曜日

わたしを離さないで



原作は日系イギリス人カズオイシグロの同名小説。
見るか見ないか迷いましたが、bunkamuraが火曜日サービスデーなので見てきました。
ネタバレはみないように気をつけていたんですが、テレビで美保純が盛大にネタバレしていてガーン!って感じでした。まあ美保純だから許すよ・・・ というか、私が想像していた通りだった。


この世に生まれてくるときに、すでに目的や使命をもっている人間がいるだろうか、いや、多分いない。ほとんどの人が親から幸せに生きて欲しいという願いだけこめられて生まれてきた。でも、この物語にでてくるキャシー、トミー、ルース、ヘールシャムの子供達は違う。みんなとある目的を持ってこの世に誕生した。ヘールシャムという施設で暮らしている彼らは徹底的な体調管理とアートに力を入れた教育を受けている。そんな中、キャシー(キャリー・マリガン)はいじめられっこのトミー(アンドリュー・ガーフィールド)に淡い思いを寄せていた。しかしやがて彼らはヘールシャムをでて共同生活を始めることになるが、トミーはキャシーの友達ルース(キーラ・ナイトレイ)と付き合いだし、キャシーは孤立してしまう。


惜しい映画だとおもいました。原作読んでないのですが、原作のよさを出し切れてないんじゃないのかなと思いました。ところどころ胸を打つような悲しいシーンがいくつかありましたが、盛り上がりに欠けるまま終わってしまった印象。俳優は申し分ないので、多分脚本なのかなあ。後すこし説明不足の面もあって残念でした。("もしか"のことが最後まで良く解らず、ネットでその意味を知りました。)でも、おさえた感じの色彩とか美しい風景は本当によかったと思います。


俳優はすばらしかったです。キャリー・マリガンはやっぱりかわいい!17歳の肖像ではまだちょっと幼い印象だった彼女ももうすっかり大人になって・・・。実は彼女のこと、『奥様は首相』っていうイギリスのドラマに出てたときからかわいいなって思ってたんですよね。でも、こんなに大物になるだなんて思わなかったよ。アンドリュー。ガーフィールドのちょっと金髪がかった髪の色もかわいかったし、キーラ・ナイトレイは他にあんまり作品みたことなかったんだけど、ちょっと意地悪な憎まれ役だけど繊細なキャラクターが合ってた。後、校長役のシャーロット・ランプリング。若いときとまた違った味がでてていいですね。出番こそ少ないですが、印象的でした。若いときからずっと活躍してる俳優って、魅力的です。後、キャシーの幼少期役の子!どこで見つけてきたんだってくらいキャリー・マリガンとそっくりでびっくりしました。


後、彼らの衣装が興味深かったです。ヘールシャムではみんな普通の制服着てるんだけど、外に出てからはなんかみんな垢抜けない感じの服ばっかりで。でもキャシーは介護士として働き始めてからはちょっと垢抜けた感じのおしゃれな服着てて、でもトミーやルース、提供者として生きている2人はまだ垢抜けない格好のままで、3人が並ぶとああやっぱり普通の人と違うんだなあなんて思ってちょっと切ない気持ちになりました。レストランのシーンとか他にも色々他の人たちと違いが表現されてるシーンはありましたが、自分が一番違いを感じたのはやはり衣装ですね。


かっこよすぎてどうしようもないアンディ

でもそんな彼らだって魂を持ってるんだ、っていうのがやっぱり悲しかった。つらすぎるよ。彼らの人生に心があったら。見てるときは気づかなかったけど、キャシーが『私だってセックスしたいって思ったときもある』って言ったときに、トミーが『性欲は誰にでもある』っていったシーンは、やっぱり彼らも普通の人と同じような感情や欲求があるっていうのの表れなんだね。でもやっぱり彼らは普通の感覚を持ち合わせてなくて、それゆえに間違った希望をもってしまった彼らの最後はすごく悲しかった。






テーマソングが本当にすばらしいですね。劇中でキャシーがトミーにもらったこれのカセットテープを聞きながら枕を抱きしめてるシーンがいい。カセットテープっていうのがいいよなぁ。子供が聞く歌じゃないだろ!って思ったけど笑 エンディングでこれ流してくれてたら、ありがちだけどやっぱり泣いてたかも。

2011年5月1日日曜日

脳内ニューヨーク

STORY
ニューヨークに住む劇作家ケイデン・コダード(フィリップ・シーモア・ホフマン)は芸術家の妻アデル(キャサリン・キーナー)と娘のオリーブの3人暮らし。しかしある日アデルが展示会のためにオリーブと共にベルリンへ行ってしまい、そのまま帰ってこなくなる。ケイデンは切符売り場のヘイゼル(サマンサ・モートン)と親しくなるが、結局その後女優のクレア(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚する。しかしまたもや上手くいかくなったある日、ケイデンはマッカーサー・フェロー賞を受賞し、その賞金でもう一つのニューヨークを作ることにする。



ぎゃあああ!なんだかものすごい映画をみてしまった。2時間ちょっとの映画なのに、5時間くらい見た感じ。これ、本当に初監督作品?いや、もちろんチャーリー・カウフマンは今まで脚本家としてすばらしい仕事をしてきたわけだけど(エターナルサンシャイン、マルコヴィッチの穴、アダプテーション・・・あこれは微妙かも・・・)、初監督でもうこんなのを作ってもいいの?多分チャーリーはこの先たくさん映画を撮っていくんだと思うんだけど、この作品を超えるっていうのは、すごく難しいことなんじゃないかな。だってこれ、最高だよ!!

なんかこの作品って、ポップなライフエンターテインメント!って紹介されて。るけど、全然そんな感じではないよ!むしろ超ヘビー級シリアスドラマ。もちろんチャーリーらしいクスっとできるシーンはいくつもあるんだけど、でもこれを エンタメと呼ぶには無理がある。わたしは常日頃日本の映画宣伝会社の本当に映画見たの?って感じの糞みたいな宣伝に腹を立てているわけですが、これはその代表例です。後ね、これは人生をやり直す映画じゃないんです。つらい人生をどんどん積み重ねていく映画なんです。所詮人生リセットなんてきかないんですよ。


実はこれ、公開当初に見たんですけど、そのときは孤独というものを強く意識していた時期で、あまりにも感情移入しすぎて途中で涙が止まらなくなって初めて途中退出した映画なんですよね。 ようやく1年越しで見ることが出来ました。あの時最後までみてたらどうだっただろうな・・・。この作品は今までの人生のなかで孤独を味わったことがない人には、難しいかもしれない。でも、一度でも孤独を味わったことがある人はこの映画のいわんとしてることがわかるんじゃないかな。多分自分もこの映画の1/3も理解し切れていないと思う。でも、チャーリーの言う通り、この映画には色々な解釈があっていいんだよね。


この映画には、チャーリーらしい不思議なアイコンがちりばめられてる。例えば家でなにげなく流れてるアニメにケイデンが出ていたり、カウンセラーの足が何故か腫れていたり。おもしろいのが、ヘイゼルが買った家が常に燃えていること。しかも地下に大家の息子が住んでる笑 ヘイゼルは『火事で死にたくないの』なんていいながらその家に住むのが不思議。 でも結局彼女は・・・


一言でいうと、とにかく暗い映画。その中でもっとも悲しいシーンっていうのは、やっぱりケイデンが病に侵されたオリーブのお見舞いに行ったとき。オリーブは母アデルやその恋人マリアから作品だって言われて花のタトゥーを彫らされてストリップみたいなことやらされて、それなのにアデルやマリアからケイデンは最低のホモ野郎で家族を捨てたって吹き込まれてて、ケイデンのことをすごく嫌ってる。ケイデンは事実無根のことを言われて愕然とするけど、それでも今にも死にそうな娘に許してもらいたくて『自分は最低のホモ野郎だ』って言ったんだけど、結局『ごめんなさい、やっぱり許せない』ってオリーブが泣きながら言ったとたん、死んでしまったところ。つらすぎる!だってケイデンはホモでもないし、どちらかというと捨てられた方なのに。 娘が裸でしゃぼん玉吹いてるショーを見て、『そんな目で俺を見るな』って泣きながら叫ぶシーンも悲しかった。


ケイデン役のフィリップ・シーモア・ホフマンはまさにはまり役。中年の危機って感じ!
この映画は撮影中に脚本を書き加えることが良くあったそうだけど、複雑に絡み合うストーリーの中のそういうライブ感はおもしろい。パンフレットをみるに、この映画は役者をふくめスタッフ全員が映画のストーリーを考えていて相当おもしろい現場だったんだろうな。

2011年4月18日月曜日

スパイダーマン

STORY
通学バスにもおいていかれるほどの冴えない高校生ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は隣に住んでいる同じ高校のメアリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)に片思いしている。そんなある日、ピーターは特殊な蜘蛛に噛まれ、特別な力を得る。最初はその力で遊んでばかりのピーターであったが、叔父ベン(クリス・ロバートソン)に『大いなる力には大いなる責任が伴う』と諭される。しかしベンは慢心したピーターが逃がした強盗に殺されてしまう。ベンの死をきっかけに、ピーターは正義のヒーロー『スパイダーマン』として活躍する。しかしその頃親友ハリー(ジェームズ・フランコ)の父ノーマン(ウィレム・デフォー)が会社をクビにされたことに腹を立て、自らが開発中であった『グリーン・ゴブリン』と化し、街を破壊し始める。




スパイダーマンシリーズの第一作。この作品はジェームズ・キャメロンなどが候補に挙げられてたみたいなんですが、あえてホラーのサム・ライミを起用する所が本当にセンスがいいなと思います。作品のちょっとしたスパイスになってる。まあヴェノムが嫌いじゃなかったらもっといいんだけど・・・笑


まあもう2と3の感想をたくさん書いたので、もうこのシリーズについて言いたいことというのがあんまりないんですが、 やっぱり今作のメアリー・ジェーンとスパイダーマンのキスシーンはAmaging!!雨の中逆さになったスパイダーマンにMJがキスするわけですが、相当苦しかったらしい笑  でもロマンチック~


ベン叔父さんの言っていたことはすごくいい。『相手より強いからといって、相手を殴っていいわけじゃない。大いなる力には大いなる責任が伴う。』 意外とこれ実行できてない人多いんじゃないかな。わたしが思うにヒーローには偶然力を得たもの、もともと備わっていたものと、自分で望んで力を得たものの2種類のタイプに別けられて、スーパーマンとスパイダーマンは前者で、バットマンは後者だと思うんです。そして、悪役にもその2種類があると思います。結局、正義と悪の差っていうのは、力をどう使うかなんですよね。そして、スパイダーマンの悪役のやっかいなところは、みんな心に素の部分があること。それは時にスパイダーマンを悩ませ、時に自分自身すら悩ませる。スパイダーマンの悪役は、みんなそういう人間味のあるキャラクターだから、すごく魅力的なんだよね。



てかハリー、ファザコンだなぁ・・・笑 普通自分の彼女あんな風に言われたらもっと怒るでしょ
まあこのことが今後彼の人生に影響をおよぼしていくんですけどね・・・



ちなみに、手から糸を出すのはトビーもかなりトレーニングを積んだらしいです。今でも左手は出しにくいとか・・・笑 トビーのユーモアのセンス好きだなー。プレミア(?)でもCG技術についての話題になったときに、実はここにいる私もCGなんですって言ってて最高にキュートだなって思った♥



他のスパイダーマンシリーズはコチラ

スパイダーマン2

スパイダーマン3

2011年4月15日金曜日

スパイダーマン3

STORY
ニューヨークの栄誉市民となったスパイダーマンことピーター・パーカー(トビー・マグワイア)はついに恋人のメアリージェーン(キルスティン・ダンスト)にプロポーズすることを決意する。しかしその途中ニューゴブリンこと親友のハリー(ジェームズ・フランコ)に襲われる。しかしハリーは倒され、記憶喪失に陥ってしまう。
一方ピーターの叔父を殺した真犯人マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)は偶然研究所の分子分解実験に巻き込まれ「サンドマン」と化し、街を襲いはじめる。復讐に燃えるピーターだったが、ある日謎の物質シンビオートがスパイダースーツを黒く染め、ピーターは未知の力を手に入れる・・・



見る前は4の企画があったくらいだからもしかしてきちんと完結してないんじゃ?っていう不安があったけど、ちゃんと完結してくれました。でもなんか期待していた"自己との戦い"ってあんまりなかったなあ。前作の方がそういう要素強い。暗くなりすぎない、アップテンポでコメディ要素もあるところは変わってないけどね。シリーズ全体で脚本がウィットにとんでていい。


うわさのヴェノム君

今回はスパイダーマンのキャラクターの中でも人気のあるヴェノムがでてくる話なんですが、どうやらサム・ライミ監督はヴェノムが嫌いらしくなんかあんまり出てこなかったですね。あんなにかっこいいディティールなのに!というか、本来ならスパイディvsヴェノムで作るべきだったんじゃないか?なんかほんとにしぶしぶ出したって感じで残念。

後、サンドマンのエピソードも自分的にあまり納得できるものでもなかったなあ。なんかちょっと善人ぶってる割には人殺しまくってるし、娘の病気のためにお金が・・・という割りに娘がどうなったかもよくわからなかったし。正直スパイダーマンシリーズでダントツで嫌い。問題はキャラのつめすぎではなく、書き足らなさだとおもう。



今回は前作の電車を止めるシーンのように人の暖かさを感じられるいいエピソードがあまりなかったように感じます。けしていやなラストではないんだけど、見た後でなんかな、と落ち込んでしまう感じ。MJを弾みで殴るシーンは悲しかった。本当のピーターではなかったにしろ、ピーターはずっとMJのことが大好きで大切にしてきたのにさ。殴られたあとのMJの表情が切なかった。というか、全体的にMJの扱いがかわいそう。てかあらすじにグウェンとの恋がうんぬんって言われてるけど、あれ恋じゃねーだろ!ただのかませ犬って感じ。グウェントとエディのエピソードがほとんどなくてなんか深みがなかった。新聞会社の編集長はあいかわらずおもしろいんだけどねw


ブラックスパイディになったピーターの私生活もブラックになっていくところはおもしろかったなー。いつもはおどおどしてるのに前髪おろして黒のスーツきて女の子に目配せしながらダンスして歩いてるのがなんかおもしろかったwだっていくらかっこつけたってトビーのあのラブリーな顔とちょっとぽっちゃりしてるのはそのまんまなんだもん。トビーとアンディ(アンドリュー・ガーフィールドに勝手につけたあだ名)ってなんかもさっとしてて似てるな、って思ったけど、意外とてないのかも?だってアンディは背が高くてスマートで若くみえるけど童顔ではないから、多分あんなふうにかっこつけててもバッチリはまっちゃうと思う。トビーはなんか放送事故みたいだからね。(けして悪口ではない



なんかなーもっとカチッとこのシリーズを終えてくれたらよかったのに!もやもや。バットマンシリーズもこんな風になっちゃうのかな。いや、バットマンはこうなっちゃったから今リメイクしてるんだよね。がんばれノーラン




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スパイダーマン

スパイダーマン2 おすすめ

2011年4月14日木曜日

スパイダーマン2

STORY

グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。主人公ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は大学生になって、バイトに授業にスパイダーマンと忙しい日々を送っている。しかし思いを寄せるメアリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)とはすれ違い、スパイダーマンを憎む親友のハリー(ジェームズ・フランコ)との関係も複雑になっていく。苦悩をつのらせたピーターは、ある日ついにスパイダーパワーを失ってしまう。しかしそんな時核融合システムの実験の失敗により、ドクター・オクタヴィウス(アルフレッド・モリーナ)は凶暴なドック・オクとなり、恐ろしい計画を企てる・・・


スパイダーマンシリーズの第二作。私はシリーズのなかではこれが一番好き。なんでかって、ピーターが一番成長する話だから。前作では力を得たピーターがスパイダーマンになった話だけど、2は彼が本当にスパイダーマンとして生きていくことを決める話。1が"大いなる力"だとしたら、2は"大いなる責任"がテーマだね。スパイダーマンとして生きていけば普通の幸せを失うことになるけど、自分以外に誰も助けられる人がいないっていう葛藤があって、すごく深い。

一番印象的だったシーンはピーターが力を失った時、マンションの火災に遭遇して、その中に生身で飛び込んでいって女の子を助けてあげるんだけど、結局そのマンションにはもう一人いて、その人は亡くなってしまったシーン。自分の中の本当の勇気に気づいた場面だけど、でももし自分がスパイダーマンだったらもう一人も助けられたんじゃないかっていう後悔する場面でもある。もし自分が今こうだったらこうできたのにっていう感情って、まったく不可能だったときの悲しみよりも強いんじゃないかな。しかも、それが自分にしかできないことだったら。

後私が好きなシーンは、もう通じていないMJの電話に僕は本当はスパイダーマンなんだ、もしこの気持ちを伝えられたらどんなにいいだろうって話すとこ。 なんか、キュン♥ うちんちの留守電にもそういうセクシーなのが吹き込まれてたらいいのになー まず保険の電話しか入ってないからね笑 まあそれにはお母さんがキレて収まったけど・・・


全体的にすごくいいシーンがたくさんあったな。どんなに強いヒーローでも一人だけでは戦えないんだなー。NYの人々暖かすぎる笑


前作に引き続き、NYの街を所狭しと飛び回るスパイダーマンの姿は圧巻!もしかして、鳥より自由なんじゃないの?なんて思っちゃう。自分がヒーローになるとしたら、スパイダーマンかな。まあ多分ただ遊んでるだけになると思うけど笑

相変わらずロリフェイスなトビー
そして相変わらずトビーマグワイアがかわいすぎる♥
キルスティン・ダンストのヒロインが不評って、最初は憤慨したけど、なんかトビーのロリ顔みてるとそれもわかるなーだってだってだってかわいすぎるんだもんこの人♥

後、ジェームズ・フランコが出てたんだね!アカデミーの司会は不評な彼だけど、今作は結構かっこよかったよ。


ドクター・オクタヴィウスが言っていたように、知性は授かりもので、けして特権ではない。人の役立ちように使わなければならない。でも、その力を正しく使える人って少ないんじゃないかなー。それが偶然得たものならなおさら。やっぱり、ドック・オクみたいに力にのまれる人が多いんじゃないかな。ピーターは今作ではその力を人のために役立てるって決めたけど、次回作ではついに自分の力に蝕まれていくんですよね。


というか、ドック・オク役のアルフレッド・モリーナが気になりすぎる!なんかアニメのキャラクターみたいなルックスじゃない?こういうファンタジー系ですごく映えるね。17歳の肖像にも出てるみたいだけど、どんな役どころなんだろう!?今度見てみよう~


あー本当にアメイジング・スパイダーマンが楽しみ♥大好きなアンドリューガーフィールドがでるのもまず第一だけど、監督のマーク・ウェブも気になるよ!サム・ライミはもともとホラーカルト系の映画を撮ってて(死霊のはらわたとか)、それで培ったカルト感を今作ではうまくエンターテインメントにして作品にスパイスを加えてるわけだけど、マーク・ウェブはその辺をどうするんだろう!?マーク・ウェブっていうと、良くも悪くも500日のサマーのあのポップな感じのイメージだから、アクション系をどう撮るのかっていうのがあんまり想像つかない・・・ でも、だからこそすごく楽しみ!もしかして、ミュージカルシーンとかもあったりして?笑



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スパイダーマン

スパイダーマン3

2011年3月30日水曜日

ザ・ファイター ネタバレあり

クリスチャンベール、やせすぎっ
STORY
ミッキー・ウォード(マーク・ウォルバーク)はあまり才能のない弱いボクサー。昔シュガー・レイというボクサーを倒したことが唯一の自慢で、陽気で才能はあるけどヤク中の兄ディッキー(クリスチャン・ベール)はトレーナーとして、母アリス(メリッサ・レオ)はマネージャーとしてミッキーを支えていた。しかしディッキーは不真面目で弟の練習にも遅刻する。アリスもミッキーにとって無理な相手でもお金のために試合させる。ある日ミッキーはバーの店員シャーリーン(エイミー・アダムス)と恋におちるが、シャーリーンはひどい練習環境やひどい試合をさせるミッキーの家族と対立する。


実話を元にした映画。いい映画だけど、好みではないかな。
でもとにかく役者がすごいね。クリスチャン・ベールは本当にすごいよ。バットマンの頃の筋骨隆々のお金持ちのお坊ちゃまから禿げたヤク中のだらしない田舎の兄貴だもんなぁ。クリスチャンは本当に名のとおり形から入る役者で、やせて髪の毛をぬいて、歯並びまで変えたんだよね。すごい。クリスチャンは本当にいい役者。ちょっと性格が荒っぽいけど、かっこいいよ。メリッサ・レオもいいね。ちょっとお金にがめつい田舎のママって感じで。


この家族って、愛はあるんだけど、なんかかみ合ってない人たちなんだよなあ。
兄はミッキーのことを本当に思ってるけど常にヤクでラリパッパしてて、ミッキーのためにお金を稼ごうとするんだけど、それがミッキーを傷つけることになってるし。ミッキーはそんな兄のことを慕っているけど、そんな兄のせいでトラブルに巻き込まれて手をつぶして・・・てか、なにより姉妹が多い!9人兄弟中7人が女で、その迫力と言ったらないよ。なんかみんな総じてぶっさいくで綺麗なシャーリーンを目の敵にしてる。ミッキーは結構いい条件のジムに誘われたりするんだけど、そのたびに家族をつれてこないことを条件にされる。でもアリスは家族は絶対一緒にいた方がいいって、全て断らせてるんだよね。嫌いじゃないんだけど、やっかいな家族とそんな家族と手を切るべきだっていうシャーリーンの間でゆれるミッキーがかわいそうだった。どちらもミッキーにとって必要なんだよね。


でも、結局最後はディッキーがヤクともきっぱり手をきって、シャーリーンやトレーナーに頭を下げに行って、ミッキーの力になってくれっていうんだいね。ラストはよかったな。結局みんなが一丸となってミッキーをささえて、世界チャンピオンへと導く。足がフラフラになってるミッキーを座らせた方がいいっていうシャーリーンに、こういうときはへたに座るよりジャンプして整えた方がいいってアリスが教えてあげたり、ディッキーは唯一の自慢であったシュガー・レイに勝ったことをあれはあっちが足を滑らせたんだ、おまえには同じ負けををさせたくないって、プライド捨てるところが泣けた。だってシュガー・レイを倒したことはディッキーにとって唯一の自慢だった。ディッキーは自分の復帰の夢を捨てて、そのすべてをミッキーにたくした。シャーリーンも遊びすぎて大学中退してみじめなバーテンダーをやってる自分に少なからずフラストレーションを感じていて、そんな自分の代わりに未来あるミッキーに捧げた。ミッキーはみんなの期待を背負って、そして勝った。やっぱり、なにか成功を収めるときって、周りの人の夢とか、犠牲とかも一気に背負うんだなって思った。


てかエンドロールに本人達が出てておもしろかった!だって、ディッキーって本当に映画のディッキーとそっくりなんだもん。らりぱっぱ






劇中でディッキーが歌ってた歌。ジョークを言ったんだけど、結局笑われてたのは自分だったって歌
正直見たときはただ歌ってるだけだと思ってた;歌詞ネット見て知ったんだけど、この歌でかなり作品に深みが増してるね。

2011年3月26日土曜日

バージニアウルフなんかこわくない ネタバレあり



 STORY

倦怠期を迎えた大学教授のジョージ(リチャード・バートン)とマーサ(エリザベス・テイラー)はある夜同じ大学の教授ニック夫妻を家に招く。酒のまわりはじめたジョージとマーサは次第に互いを罵り合い始める。最初は帰ろうとしたニック夫妻であったが、夫婦のの『息子』の存在を知ったことで、壮絶な『心理ゲーム』に巻き込まれていく。



追悼エリザベス テイラーということでみました。原作は同名の戯曲。そのため登場人物が4人だけ。この作品でテイラーはアカデミー賞主演女優賞に輝きました。当時32歳のテイラーは52歳のマーサを演じるために70キロまで太り、声を枯らして挑んだそうです。ルックスは一般的な『美しいエリザベス・テイラー』のイメージとは違う感じですが、でも演技がすごくよかったですね。アカデミーは肉体改造系が結構好きだよね。今回のクリスチャン ベール然り。しかも、この作品の撮影当時バートンとテイラーは実の夫婦だったんです。そして実際の2人も常にところ構わず口論していたらしいです。そう思うと、確かに生々しい感じはしましたね。



とりあえずネタバレしちゃうと、この夫婦には結局子供がいなかったわけです。二人とも架空の子供の話をしていたんです。マーサにとってその『子供』を夫婦をつなぎとめる最後のものだったのかもしれませんが、結局その『子供』が夫婦関係を一層悪くしていたように感じます。マーサが瞳はブルーだっていったらジョージはグリーンだっていうし、マーサが難産だったっていえば、ジョージは安産だっていうし、ジョージも中盤でさらっと『マーサは想像妊娠なんてしたことない、ましてや妊娠もしたことない』って言ってるんですよね。マーサは現実と向き合えず空想にひたり、ジョージは現実を見ていたがマーサと向き合うことができなかったんでしょう。この夫婦のバトルは、一見互いを傷つけあっているように見えますが、実はお互いと真剣に向き合うためのものだったんだと思います。


右ジョージ(リチャード・バートン)と左マーサ(エリザベス・テイラー)


この夫婦のバトルもおもしろいけど、お客の2人がどんどん狂いだしていくのも面白かったです。奥さんは泥酔状態でずっとゲロはいてて、ニックも平常心を保っているように見えてなんで奥さんと結婚したかの本音を暴露しちゃったり、マーサとFUCKしちゃったり・・・ 結局この夫婦もわけありだったんですよね

FUCKっていうと、この映画はハリウッド史上初のFUCKというセリフを使った映画だそうです。そのために18禁映画としての公開だったみたいだけど、今普通にFUCKって使ってるよね。



最後に、数あるエリザベス テイラーの作品の中でなぜこれを選んだかというと、私が大好きな手塚治虫の『七色いんこ』という作品の中にバージニアウルフの話がでてたからなんです。おもしろいので是非読んでみてください


2011年3月18日金曜日

陽の当たる教室


STORY
作曲家を目指すホランドは、作曲に時間を費やせる教師の職につく。最初はやる気のないホランドだったが、徐々に音楽を教える楽しさに目覚めていく。やがてホランドに息子が誕生するが、その子は生まれつき耳が聞こえなかった・・・


この作品はホランド先生という音楽教師の30年の教師人生の話。好みの作品ではないけど、素直にいい映画だった。

最初はあんまりやる気がないんだけど、生徒一人一人と触れ合っていくにつれて、音楽を教えるということが好きになっていく。でもそのせいで、失聴児の息子とのコミュニケーションが上手く取れなかったり、家族関係がぎくしゃくするのが切なかった。

30年って長いね。戦争、教え子の死、信頼していた校長の退職、教え子とのちょっとしたアバンチュール・・・ 自分の身の回りの先生にも、ここまでドラマチックではないにしろ、歴史があるんだろうね

てか、邦題ちょっとあってないよなー 原題はMr Holland's opus ホランド先生の作品って言う意味で、最後にその題名の意味がわかってそこで感動するんだけどな

息子コールとの関係はすごく複雑。息子が失聴児って知ったとき、彼は生徒に同じく失聴者のベートーベンの話をするんだけど、ベートーベンは後天的なもので、彼はコールには音楽がわからないって思ってた。息子と会話するときも最初は妻の通訳がないと話せなかったんだよね。だから息子が何を言っているのかわからないいらだちでピリピリして、家族関係が悪くなってしまう。でも、ジョンレノンの死をきっかけに、ビートルズなんて知らないだろうって思ってたコールが『僕はビートルズを知ってるし、お父さんが彼らを好きなことも知ってる。僕だって音楽のこと知りたいのに、お父さんは生徒に教えてばっかりだ』っていわれて、そこからコールとの関係が少しづつ変わっていくのがよかった。息子のために光の点滅とけして上手とはいえない歌と手話でジョンレノンの『Beautiful boy』を歌うところがすごくいいね。芸術って、本当に誰にとっても楽しめるものなんだな、って思って感動した。後天的だけど目が見えなくなっても絵を描き続けてる人もいるし、先天的な失聴者でもカラオケを楽しんでる人もいるんだよね。見える人や聞こえる人はそこだけの情報に頼りすぎて見えなきゃ楽しめない、聞こえなきゃわからない、って決め付けてしまうけど、芸術の本当のおもしろさって、もっと深いところにあるだな、って思った。

でも、ラストはちょっと切ない!結局音楽とか図工とか演劇とかって、予算を切り詰めるために真っ先に切られる教科なんだろうね。やっぱり算数とかに比べればそういう科目ってやっぱり必要ないのかもとは思うけど、でもなきゃないでさみしいよ~ うちの母校の小学校も最近学芸発表会が中止されたらしい。 でも結局学習発表会よりも学芸会の方がみんな楽しいし、団結力もたかまるとおもうんだけどな・・・複雑です。まあ、うちはそんなに楽しくなかったけどw


JOHN LENNON "BEAUTIFUL BOY"
別バージョン




この曲はジョンレノンの息子ショーンにあてた歌なんだけど、ショーンは前妻との子から数えると2人目の子供なんだよね。1人目のジュリアンが生まれたときっていうのはビートルズがノリにノッってた時期で、ジョンはあまり家庭を顧みなかったそう。それを反省して2人目の子にはたくさん愛情を注いだみたいだけど、でもジュリアンにとってはすごく複雑だろうね。

2011年3月17日木曜日

ミーンガールズ MEAN GIRLS


暇なので見てみました。リンジー・ローハン主演ミーンガールズ 

STORY
アフリカから転校してきた女の子ケイディ(リンジー・ローハン)は、ひょんなことからかわいいけどいじわるな女の子レジーナ(レイチェル・マクアダムス)率いる集団”プラスチックス”に誘われる。最初は友達のいない不安や面白半分で入るケイディだったけど、レジーナの元彼を好きになったことを機に、徐々にレジーナの意地悪な面に触れ、彼女に復讐しようとする・・・


ケイディが徐々にアフリカ娘から意地悪な”ミーンガール”になっていく姿が、怖いけどおもしろかった。悪口ってすぐに伝染するよね… 数学が大得意だったのに、好きな男の子と話す機会が欲しくてつい落第点をとったり、レジーナが嫌いだから復讐したのに結局自分もレジーナのコピーっていわちゃって、みんなに嫌われる。結構深くて、おもしろかった。ラストもさわやかでいい感じ。

リンジーがきちんと働いているところを初めて見ました。今は見るも無残なリンジーですが、このころはかわいい!演技も上手いし、やればできるのにもったいないよ!


てか、レジーナ怖いよ!裏表ありすぎ。裏表といえば、異性の体に触ったらクラミジアになって死ぬ!って言ってた先生が生徒と性関係をもってた先生が裏表ありすぎておもしろかったw




後、プラスチックスの一人にアマンダ・セイフライドがいて、かわいかった!

おっぱいで雨が降ったときの降水確率がわかるというわけのわからない能力がおもしろかった





この映画をみて思ったのは、アメリカの高校には絶対に行きたくないってこと(笑
大変そうだよ! 色々。たくさんの派閥があって、問題もいろいろありそう。まあ、それもおもしろいのかもね。

2011年3月13日日曜日

TOY STORY 3

  


今年のアカデミー賞長編アニメーション賞のTOY STORY3をやっと見ました。



まず同時上映の短編映画DAY&NIGTH



俳優のJLGもこれがお気に入りっていってました。私もこれ好き
人はもっとも理解できないものがもっとも美しい・・・いい言葉ですね
古き良き手書きアニメと3Dの融合がいい感じ・・・あれ?これは上の言葉を狙ったものでもあるのかな?



pixarは短編が本編並みに味があっていい!これはカールじいさんの時の短編。かわいい これ大好きなの
うちもこうして作られたのかなあ・・・え?


で、本編


アンディは成長して17歳。大学にいく年齢で、もうおもちゃで遊ぶような年ではなくなってしまったんですね。ウッディたちもそれを理解して屋根裏にいく準備をします。しかしアンディはウッディだけを大学用の荷物にいれて、他のおもちゃを屋根裏に持っていこうとします。しかしアンディママの手違いでおもちゃたちは捨てられそうになってしまい、それを助けにいったウッディと他のおもちゃの間でいざこざが起きて、バズ達他のおもちゃは保育園に寄付される道を選びます。ウッディは必死でそれを止めようとしますが、結局ウッディも保育園に寄付されてしまい・・・



やっぱり成長したのはアンディだけではなくCG技術も格段に向上しました。1と比べるとそれが本当によくわかります。質感がすごいんですよね。本物っぽいけど、デフォルメされておもちゃたちから浮いていない。


この作品にはアートディレクターとして日本人の堤大輔さんが起用されています。これはそのアートスクリプト。


ピクサーでは映画のカット割と同じようなものとしてアートスクリプトというものが使われているらしいです。ラフだけど、しっかりとしたコンセプトが伝わってきます。
映画にもトトロのぬいぐるみとか日本っぽい顔のぬいぐるみがでてきて、日本人ならにやっとしてしまいます。


自分にも11年間もっているぬいぐるみがいます。多分、これとお別れすることがないとおもいますが、やっぱりラストは少し切なくなってしまって涙がでてしまいました。 ペットと違って、その別れをきめるのは全て持ち主っていうのがつらいですね。でも、すごく暖かいラストでした。やっぱり、おもちゃたちだって、誰かに遊んでもらうのが幸せなんだね。



これ、お気に入りのキャラクターw
ウッディが初めて会ったとき、『やあ、おちびさん』っていってたのに、実はおっさん声っていうのがwおちびさんじゃねえじゃん!
この子も物語上重要な役割を果たしています。



この子もお気に入り!トリクシーっていう子で、おしゃべりとゲームが好きで、こっそりパソコンで近所の恐竜のおもちゃと連絡をとっているって設定がなんともかわいいw
ちょっと塗料がはげてる感じもリアル!








バービーとケン。しかし、彼らにはこの映画の当時、大変な事態になっていました。

どういうことかというと、1961年から交際していた彼らですが、2004年に一度別れているのです!(結婚観の違いで) そして、復縁は7年後の2011年のバレンタインデーになるのです。ということは、この映画の公開、撮影当時、彼らは別れているということになるのです!!すっげぇプロ根性だぜ。でも、映画から推測するに、ケンはそうとうきもキャラなんだろうね。映画でもバービーの字かと思ったらケンの字でみんなが引く場面があったし。結婚観の違いというのも、バービーの結婚願望の強さにケンがひいてしまった、ということですが、そりゃ40年近く付き合ってたら誰もが結婚を意識するはずです。ケンは相当のウジ男。